ワールドカップ2026開催国のサッカー事情まとめ【アメリカ・カナダ・メキシコ】

ワールドカップ2026開催国のサッカー事情 サッカー

どうもシオです。

ワールドカップは開催国のサッカー事情に大きな影響を与えることがあります。

開催国の自国リーグの発展やスター選手の誕生など、その効果は様々です。

この記事ではワールドカップ2026大会のホスト国であるアメリカ、カナダ、メキシコのサッカー事情についてご紹介します。

 アメリカのサッカー事情

アメリカアメリカは、近年急速にサッカー人口が増え、プロリーグ「MLS」も盛り上がりを見せています。

ワールドカップ2022大会では、グループリーグを突破したものの決勝トーナメント1回戦でオランダに敗北しベスト16の結果となっています。

アメリカは北中米カリブ海サッカー連盟の中心的存在であり、ワールドカップ2026大会においても躍進が期待されています。

FIFAランキング

13位(2023/4/6時点)(出典:fifa.com)

W杯出場回数/最高成績

11回/3位(1930年)

リーグ

リーグ名 MLS(メジャーリーグサッカー)
創立/開始 1993年12月17日/1996年
参加クラブ数 29クラブ(アメリカは26クラブ)
最多優勝クラブ D.C.ユナイテッド/ロサンゼルス・ギャラクシー(それぞれ4回)
在籍した有名選手 デビッド・ベッカム(2007-2012)
ティエリ・アンリ(2010-2014)
アンドレア・ピルロ(2015-2017)
カカ(2014-2017) etc…

MLSにはアメリカのほか、カナダが越境参加しています。

歴史

  • 1993年にはアメリカ合衆国が1994ワールドカップの開催権を獲得。これに伴いアメリカサッカー協会がプロリーグ設立を決定した。
  • 2002年にはワールドカップでベスト8に入るなど、代表チームの成績が向上した。
  • 2009年のコンフェデレーションズカップでは、準決勝で連勝と連続無敗の世界記録を更新中だったスペインを破って準優勝に輝く。
  • この他、2007年にはデビッド・ベッカムがロサンゼルス・ギャラクシーに移籍し、世界中から大きな注目を集めた。
  • ベッカムの移籍により、世界的な注目度を高めるとともに、多くの有名選手がMLSに移籍するきっかけとなった。

めちゃくちゃ強かった時のスペインを下しているのが凄すぎます‼︎

そしてさすがのベッカム‼︎

カナダのサッカー事情

カナダカナダはあまりサッカー文化が根付いていない国ですが、近年ではメジャーリーグサッカーのクラブが増えています。

また、2019年には自国リーグであるカナディアン・プレミアリーグが開始したことで、若手選手の育成環境も整いつつあります。

ワールドカップ2022ではグループリーグ敗退という結果でしたが、若手主体のチームは少なからずインパクトを残しました。

自国開催となるワールドカップ2026ではさらなる活躍を見せてくれるのではないでしょうか。

FIFAランキング

47位(2023/4/6時点)(出典:fifa.com)

W杯出場回数/最高成績

2回/グループリーグ敗退(1986年、2022年)

リーグ

リーグ名 CPL(カナディアン・プレミアリーグ)
創立/開始 2017年/2019年
参加クラブ数 8クラブ
最多優勝クラブ フォージFC(3回)
在籍した有名選手 ジュリアン・デ・グズマン(2015-2016) etc…

CPLのほか、カナダからMLSに3チーム(トロントFC、バンクーバー・ホワイトキャップス、モントリオール・インパクト)が参入しています。

歴史

  • 19世紀には既にイギリスからの移民によってサッカーが導入されていた。
  • 1960年代から北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)のワールドカップ予選に参加
  • 1986年にはワールドカップ本戦初出場を果たす
  • 2007年トロントFCがカナダのチームとして初めてMLSに参入
  • 2019年自国リーグであるカナディアン・プレミアリーグが正式に実施される
  • 2022年、2回目のワールドカップ本戦出場となるもグループリーグ敗退

ワールドカップ2022のGLはクロアチア、モロッコ、ベルギーというなかなかの死のグループでした…

メキシコのサッカー事情

メキシコメキシコ国内においてサッカーはとても人気のある国民的スポーツです。

自国開催となった1970年、1986年ワールドカップではベスト8の成績を収めるなど、世界的にもサッカー強豪国として有名です。

国内リーグでは潤沢な資金を持つクラブも多く、南米諸国の代表選手が数多くプレーするなど、大きな盛り上がりを見せています。

FIFAランキング

15位(2023/4/6時点)(出典:fifa.com)

W杯出場回数/最高成績

17回/ベスト8(1970年、1986年)

リーグ

リーグ名 リーガMX
創立/開始 1943年10月17日/同年
参加クラブ数 18クラブ
最多優勝クラブ クラブ・アメリカ(13回)
在籍した有名選手 ラファエル・マルケス (1996-1999, 2013-2014 他)
ハビエル・エルナンデス(2006-2010) etc…

歴史

  • 1930年ワールドカップ第1回大会に参加以来17回の出場回数を誇る
  • 1943年にメキシコ初の全国的なサッカーリーグであるリーガMXが創設される
  • 1970年、1986年ワールドカップでは、いずれもベスト8
  • 1993年、2001年には招待国ながらコパ・アメリカで準優勝に輝く
  • 2022年ワールドカップでは、44年ぶりにグループリーグ敗退となった(出典:2022/12/1 サッカーキング https://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20221201/1715450.html)

ワールドカップ2022では、オチョア選手のPKストップと髪型が印象的でした。

注目選手

開催国の中から、ワールドカップ2026大会で活躍が期待される注目選手をピックアップして紹介します!

【アメリカ】クリスティアン・プリシッチ

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名前 クリスティアン・プリシッチ
生年月日 1998年9月18日(24歳)
身長/体重 178cm/73kg
所属クラブ 2016-2019 ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
2019- チェルシーFC(イングランド)
ポジション FW(WG)/MF(SMF)など
利き足 右足
プレースタイル
  • 爆発的な加速力・スピードを持った選手で、緩急をつけたドリブル突破を得意とします。
  • 中央・サイドのどちらでもプレーでき、チェルシーFC移籍初年度の2019年シーズンには9得点を記録するなど、得点能力の高さも持ち合わせます。

【カナダ】アルフォンソ・デイビス

名前 アルフォンソ・デイヴィス
生年月日 2000年11月2日(22歳)
身長/体重 183cm/75kg
所属クラブ 2016 ホワイトキャップスFC2(カナダ)
2016-2018 バンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)
2019- バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
ポジション DF(LSB)など
利き足 左足
プレースタイル
  • 他を寄せ付けないスピードで左サイドを駆け上がる超攻撃的なサイドバックです。
  • 縦への突破だけでなく、インサイドへ切り込んでいくドリブル突破も得意とします。
  • また、密集地帯でも2、3人交わしていくような足元の技術にも目を見張るものがあります。
  • 攻撃面のみでなく、持ち前のスピードとフィジカルを生かした守備で攻撃の芽を摘みます。

【メキシコ】エドソン・アルバレス

名前 エドソン・アルバレス
生年月日 1997年10月24日(25歳)
身長/体重 186cm/75kg
所属クラブ 2016-2019 クラブ・アメリカ(メキシコ)
2019- アヤックス(オランダ)
ポジション MF、DF
利き足 右足
プレースタイル
  • 相手の攻撃の流れを読み、ピンチに陥る前に攻撃をストップしてしまう危機察知能力の高さが際立つ選手です。
  • 守備範囲も広く、味方が抜かれた時には躊躇のないスライディングタックルで攻撃の芽を潰すなど、カバーリング能力の高さもピカイチです。
  • 打点の高いヘディングも持ち味としており、守備のみならず攻撃時には得点に絡む場面も多々見られます。

まとめ

以上、ワールドカップ2026開催国のサッカー事情や注目選手について紹介していきました。

ワールドカップ本大会では、開催国の躍進が期待されます。

事前に開催国の情報をチェックしてワールドカップをさらに楽しみましょう!

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